法科大学院「志望」をめぐる認識のズレ

     いくら旧司法試験に比べて、合格者が増えて、倍率の上では受かりやすくなっても、志望者にとってのチャレンジのためのハードルは確実に高くなっているのが、法科大学院制度を中核とする新法曹養成の現実です。そもそも旧試体制に比べて新制度は、プロセス強制化(受験要件化)によって、志望者にとっての経済的時間的負担が増すということが、はじめから分かっていたといえるものですが、そのことと併せて言われるのは「後戻り」の問題です。

     旧司法試験体制でも、多数回受験者については、これまでの経済的時間的「投資」から、チャレンジ・失敗のスパイラルから抜け出せなく話はよく聞かれましたが、法科大学院進学という決断によって、早々に先行投資してしまう制度では、合格に向って進むことを余儀なくされ、その期限も限られている。断念のときは、早く訪れるかもしれないけど、「後戻り」をする時は、確実にまとまったおカネを失っている――。

     およそ新制度は、第三者が「チャレンジしてみては」などということを、軽々に口にでる代物ではないことは初めから明らかです。「業界そのものも、資格へのチャレンジも、志望者にお薦めはできない。現役として情けない世界になってしまった」といった、かつては聞かれなかったようなため息混じりの声が、いまや業界から聞こえてきたりするのです。

     「法科大学院に行くべきか、いなか」というタイトルで、「大阪・淀屋橋の弁護士ブログ」が、進学を検討している人向けの記事を最近、アップしました。結論からいえば、タイトルの問いかけへの答えは「否」で、その理由は「司法試験に合格したとしても、確実に、人生の歩が、普通の人より5年は遅れる」というものでした。ブログ氏が志望者に提示している未来予想図は次のようなものです。

      「あなたがロースクールでしこしこと勉強している最中、あなたの大学の同期は大企業に入り、社会人として、どんどん先に進んで行く。大学の同期との飲み会にいけば、同期の仕事での活躍ぶりを聞かされる一方、あなたは、取り残されたような気がして、次第に大学の同期とも疎遠になって行く」
      「あなたが週末も平日も変わらず勉強している中、大学の同期は、合コンやゴルフに行ったりする。あなたが無給で、親からの仕送りや、奨学金で暮らしているなか、大学の同期は、ボーナスをもらい、海外旅行に行ったりする。友達は、どんどん結婚していく」
      「しかし、あなたは、ロースクール時代は、当然そんな余裕などなく、合格後も、借金によって、結婚を決意できないでいる。実務に出て2、3年立ち、ようやく、仕事が形になってきたころには、30歳を越えるが、友達は、社会人10年目である」
      「ストレートで合格しても、社会人になるのに、通常より4年は多くかかってしまう。我々は、弁護士になるのに貴重な20代の4年間を対価として支払う」

     こう言うとらえ方そのものには、当然、異論もあると思います。彼は、この未来予想図に見合う「価値」が、そもそも現在の法曹という職業にはないという前提に立っているので、単純にそこのとらえ方が違えば結論は違うことになります。同期がどうなっていく、こうなっていくなど、比べ出したらば、チャレンジできないのは、新旧制度とも同じという人もいると思います。ただ、弁護士の経済環境の変化は、社会人になる遅れを、その後に取り戻せるかどうかの問題につながって、その点でも「価値」を見出し得るかにもかかわってくる、といえます。

     ただ、別のこともいえるように思います。それは、つまり進学検討者へのサジェスションという体で書かれている、この未来予想図は、これに前記合格できなかった借金を抱えた「後戻り」というストーリーも含め、既に先刻ご承知の多くの志望者たちが念頭にある、りっぱなこの世界への敬遠理由のなかで描いている世界ではないか、ということです。

     それに対して、実は新制度擁護派が用意できる言葉は、それほどないように思えます。そうした人材は最初から想定外、「そもそもこないでよろしい」という基本的な姿勢が予想されますし、どこか「志」として低いという風な扱いがされてしまうかもしれません。ただ一つ、根本的なとらえ方の間違いをそこに見つけることができます。それは、どうもこうした強気ともいえる、「それでも目指す奴はいる」と聞こえる発想の方々は、ライバルが外にあるということへの認識が希薄であるということです。彼ら志望者が比べるのは、他業種の条件であり、彼らがそこを水平に比べられる立場であるという、当たり前すぎる話です。

     経済的な条件も含めて、「まだまだできる」とか「やれるはず」というのは、他業種全般と比較してどうかが問われます。場合によっては、他業種との生涯賃金での比較ということにもなるはずです。この世界の制度擁護派の見方は、この世界まっしぐらの人材が念頭にあるようにとれることがしばしばありますが、優秀な人材をその枠に納めて考えられるのでしょうか。少なくとも、そこが広くとられていた状況に比べて、どちらがより優秀な人材獲得につながるでしょうか。

     若者の気持ちに無理解というよりも、なにやら都合のいい精神論をそこにみます。今年2月にまとめた日本組織内弁護士協会が行った企業内弁護士アンケートの結果で、今の勤務先を選んだ理由として回答が最も多く、半数以上が選んだのは「ワークライフバランスを確保したかったから」で、その比率が年々増えていることも明らかになりました。この結果には、やはり溜息をついてしまう企業法務関係者もいるようですが(「企業法務戦士の雑感」、これにしても若手気質への理解度というより、選択される側として自覚と現実(条件確保のメリット、デメリット、そして弁護士全体の経済状況)をどこまで理解しているのかが、まず問われることのように思います。

     少なくとも新法曹養成全体を考える時、理屈や精神論は別にして、結果的に人材確保の面で、新旧どちらがよい状態であるのか。まず、そこに辿りつけるのか、そこから逆算できるのかという問題が横たわっているように思えます。


    あなたは憲法学者らが「違憲」とした安保関連法案に対する政府の対応をどう考えますか。また、どのような扱いをすべきだと思いますか。ご意見をお聞かせ下さい。司法ウオッチ「ニュースご意見板」http://shihouwatch.com/archives/6707

    司法改革に疑問を持っている人々ための無料メールマガジン「どうなの司法改革通信」配信中!無料読者登録よろしくお願いします。http://www.mag2.com/m/0001296634.html

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    No title

    ちなみに引用されてるブログの新しいエントリ「法テラスについて思うこと①~④」と「潜在的需要論について③」は非常に参考になる。
    http://bengoshiyodoyabashiosaka.dreamlog.jp/archives/1040514413.html
    http://bengoshiyodoyabashiosaka.dreamlog.jp/archives/1040682151.html

    No title

    四大事務所とかでも五年でパートナーにはなれないでしょう?

    一般例としてあげるフリして、蓋を開けたら四大ですか。
    四大でも10年アソシエイツなんて居ないんじゃないの?
    採用時には30人くらいでも、5年後には3~4人しか同期はいないはずだけど、10年経ってもアソシエイツって居るの?
    居たっけ?

    No title

    下の人へ
    四大事務所とかでも五年でパートナーにはなれないでしょう?
    五年で独立した人もいてそういう人はローのホームページにでたりしてますね。

    司法制度全体が崩壊って何言ってるんですか?
    裁判所も検察も法律事務所もインハウスも普通にまわってますが?

    No title

    まだ日本のロースクールはできて10年ほどしかたってないですからね

    何の弁解?
    10年の間に崩壊大学院が実現したのは自身の「崩壊」だけじゃなくて司法制度全体の「崩壊」だけどね。

    どんなに遅いところでも5年でパートナーにならなければ放り出されるよ。
    10年たってパートナーになれなければ「ゴクツブシ」って言うんじゃないの?

    No title

    まだ日本のロースクールはできて10年ほどしかたってないですからね。
    一期生でもパートナーにはなっていないのでは?

    No title

    多くの法科大学院は、司法試験合格直後の卒業生たちの対談を、HPに載せている。今後の抱負を語るにすぎず、仕事内容や労働条件の話は、一切出ない。これじゃ、「その法科大学院を目指そう」「弁護士になってこういう仕事をしよう」というモチベーションがわかない。

    これがアメリカのロースクールだと、実績と母校への貢献の話になる。
    「弁護士になって7年ですが、仕事内容はグローバルで、パートナーやクライアントから学ぶことは多く、非常に魅力的です(・・・仕事の魅力を話し出したら止まらない・・・)。初年度から6-figure(USDベース)incomeで、今年はパートナーに昇格し7の大台に乗りました。すでに自宅と車も買い、旅行もし、子供の教育費も確保しましたので、特に使い道がうかばず、今年は10万ドルほど母校に寄付しました。」

    このほか、アメリカのロースクールは、入り口付近などに、寄付者の名前と寄付金額を記入した銅板が飾られていたりする。金額に応じて銅板のサイズが違う。
    「学費は高額だけど、卒業後に見返りがあるよ。安心して入学してね。」
    という、アメリカンドリームのアピールにもなる。

    管理人のみ閲覧できます

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    法科大学院教育って、要するに、文科省様ご推奨の教育方針に従えってことでしょう?
    「弁護士は国に刃向かうな!刃向かうような奴には単位をやらねえぞ!司法試験受けさせねえぞ!!」
    本質的にはこういうことでしょ?

    でもって、学者が偉い、実務家はその下、というヒエラルキをつくっておく。
    こうしたヒエラルキは、世間を知らない学者にとっては心地よいし、だいいち補助金というヒモ付きなので、黙っていてもオイシイから、学者どもは、この体制維持のために辣腕を振るう。自動的に体制は護持されるというわけ。
    その証拠に、憲法学者が「大学の自治は学問の自由のコロラリー」なんつってたのに、ヤツらは、文科省様の「試験勉強禁止!」という方針に、一つでも異を唱えたことがあったか?
    ヒエラルキの上位という地位をもらい、補助金をもらってウハウハな状態で骨抜きにされている学者どもって、文科省との関係では大学の自治を捨て去っているのに、外部からの法科大学院に対する批判に対しては「俺達は悪くない!司法試験が悪いんだ!!」と逆ギレして、司法試験はアホでも通れるようにしろ、といってるんだよな。法曹がアホばっかりになるじゃないか!!
    しかも学生に対してはセクハラアカハラし放題。そりゃ、学生は、学者に刃向かえば司法試験受けさせてもらえないからね、やりたい放題できるよね。

    そんな法科大学院が、未来の、人を裁く・人を護る仕事である法曹を育てる。
    どんな法曹が育つのか、楽しみでしようがない。

    No title

    うたかたの夢。

    法科大学院にふさわしい言葉。

    法科大学院生の間では
    1 企業法務こそが最高峰
    2 国や行政も最高峰、敵対してはならぬもの
    3 検察庁はエライ組織、刑事弁護なんて悪いやつの味方と検察官がいうのだからそのとおりだろう
    4 町弁業務はよく知らない
    5 サヨク的な人権活動・公益活動はダサい。弱者?何それおいしいの?みたことないんだけどー。

    という意識がはっきりとありますからね。
    新卒就職を蹴っ飛ばしてしんどい勉強して貴重なお金も20代の時間も使って後戻り出来ない状態になるうえ、借金まみれでスタートするのに、「ダサい」活動のためにタダで働こうなんて意識が芽生えるほうが不思議ですけどね。

    会務活動については、弁護士会の上の方の人たちは「若手が来ない」と嘆く。2001年の司法審でそういう環境に舵を切っておきながらこれはないでしょ?50期台後半~62期くらいまでは「来たくても来れない」、それ以下になってくると、「はぁ?なんのためにやってんのソレ?」。さらに貸与世代になれば、人権活動・公益活動を指向すると称して馬鹿高い会費を取られ、それでいて弁護士会職員のほうが給料が高くて定時で帰れるということ、豪奢な建物を立てたりしていることへの憤りのほうが強くなってきていて、弁護士会への憎しみに発展しつつあるように思います。
    企業法務こそ最高峰、借金返済が最大の課題と考えている法科大学院世代の弁護士にとっては、強制加入によって支えられている弁護士自治などなくなったほうがいいとすら思っているのです。

    ところが、現実は厳しく、残念なことに、大半の人は最高峰に入れずあぶれる運命にあります。そうしたあぶれた人達は、国選や法◯ラスの安価でどうしようもない事件でしこしこと警察署に日参して接見報酬を少しでも多く稼ぐなどして糊口をしのぐほかありません。ここに、内心では企業法務最高!借金返済!と考えている弁護士が、割の悪い国選や法◯ラスで糊口をしのがざるをえないという矛盾を抱えることになります。しかも国選をやる以上弁護士自治は必須であるところ、その維持には多額の会費をとられるという矛盾。
    つまり、国選をやるために必要なアイテムである弁護士自治を維持するために多額のカネをむしり取られ、その対価が安すぎて涙の出る国選報酬という、奇妙なマッチポンプというか、悪徳商法まがいの実情がここに顕在化します。これまさに資格商法ですよね。「お仕事あるよ!この講座を受けたらね♪」と称して多額の講座を受講させ、与えられる仕事はクソ安いというものですから。

    そこで、弁護士自治をなくしても刑事弁護は一応可能、という智恵がこれから生まれてくるでしょう。
    どういうことかというと、「キワキワのときは捜査機関の言いなりになる」というものです。これは被疑者にとって不利益になるので、しろうとにはお勧めできない。たとえば、接見室で被疑者から「警察官に殴られた!このアザを見てくれ」と言われて持っていた携帯でそのアザを撮影して証拠保全したような場合です。弁護士自治がないので、警察検察としては懲戒請求やり放題。不都合な弁護人は簡単に排除できます。
    が、会費惜しさに弁護士自治を放棄した新世代の弁護人としては、そんなリスクは踏まず、「これが決まりだからね、従おうね」と言ってその場をやりすごす。

    最高峰だと思っていた企業法務からあぶれた弁護士は、企業法務等に対するルサンチマンが微妙に働いて、国や行政側つまり強者側につくことがトレンドだと考えるようになります。
    司法改革によって生まれた新たな弁護士のスタイルは、こういうイメージです。

    No title

    法科大学院の宣伝文句を見ると、彼らは公益活動志向というよりは、金持ちクラブ志向であるように見える。当たり前のことだが、金持ちクラブのメンバーフィーは高い。アメリカのロースクールはおおむね各州の弁護士会に年間3000万円以上払っているし、さらにABAにも別に払っている。要件はこれだけではないが、会費を払わねば実際問題としてロースクールの卒業生が司法試験受験資格を得る可能性がない。高い学費と補助金を受け、弁護士会・裁判所・検察庁から人材提供も受けるが、払うべきものをろくに払わない(全く払わないか、不当にディスカウントする)、などといううまい話があるわけもない。仮に一時的においしい話があったとしても、それは宝くじに当たるというレベルの単発的ラッキーにすぎない。日本の法科大学院はノー天気にすぎたのではないか。

    No title

    >>言いがかりで一般人を脅して小銭を稼ぐ弁護士いるわー・・・
    >おらん。

    いや、要するにほ○テ○ス経由の事件は言い掛かり事件が多いってことだろ……。客層がなぁ……。

    No title

    >言いがかりで一般人を脅して小銭を稼ぐ弁護士いるわー・・・

    おらん。

    No title

    言いがかりで一般人を脅して小銭を稼ぐ弁護士いるわー・・・
    ガチで反論すれば勝てるんだけど多大な労力が必要だし
    生活しながら相手しなきゃいけない一般人じゃ勝てっこない
    でもこっちも弁護士雇うほどの内容じゃないし・・・と思わせるテクもある
    カモを見極める能力といい、やってることが詐欺師そのまんまだわー・・・

    下のコメントを読むと、こういうのが求められてるようだな
    まあこいつのやり方だと相手が弁護士雇ってくれないけど

    もっと国民をびびらすようにしないと弁護士なんかに頼まないよ。
    たとえば、裁判で弁護士に頼まなかったらほぼ負ける、それも惨敗して家から家財道具から身ぐるみ剥がれて、働いたら給料は持って行かれ、家は追い出されてホームレスになるまで剥がされる、とか。
    会社なら、顧問弁護士のいない会社には弁護士会が徹底的にマークして、言いがかりでよいので、消費者や退職者からの集団訴訟や残業代請求などを仕掛けまくって疲弊させるとか、契約書に弁護士の検印がないともれなく罰金100万円とか。
    砂糖工事先生が、企業や官公庁に雇用義務を課せなどとおっしゃってるのはそういうことでは?



    No title

    一般市民の弁護士や司法に対する意識なんて
    ・弁護士に関わるような案件にはかかわりたくない(現実を見たくない)
    ・弁護士なんてややこしい
    ・お金を取られるのならなおのことかかわりたくない
    ・(実際には弁護士に相談するべきことでも)弁護士に相談するようなことなんてない
    ・弁護士に相談すること自体が悪く見られかねない、人に見られたら恥ずかしい
    というものだから、人数だけ増やしても需要なんか増えないよ。
    学校で強制的に教育するとか、政府が大々的に「こういうのは弁護士!」と宣伝しないとダメ。
    でもその気がないのが不思議。現実問題、弁護士が何にでもしゃしゃり出るとイヤでしょ。つまり弁護士や司法に対する需要なんか、増やしたくないんだよ。
    それは特に裁判所を見ていればわかる。彼らは1件処理しようが100件処理しようが給料が同じだからね。できるだけ案件を減らしたいはず。

    No title

    庶民が普通に生活してりゃ弁護士なんて縁がない、あっても1~2回なのに
    国民に興味を持てって言うのは酷じゃないかなあ
    「弁護士に頼らないよう注意しようね」の方が現実的じゃないか
    全国民に関係ありそうな弁護士の仕事って痴漢冤罪時の当番弁護士くらいじゃないか

    No title

    司法試験は、合格者が少なく、難関だったからこそ、魅力的で、多くの優秀な人間がチャレンジした。

    その後、法科大学院が多くの学生を受け入れ、合格者が増え、試験レベルが下がり、司法試験合格は優秀さを示す指標とはなりえなくなり、弁護士という職業にブランド力がなくなり、人気がなくなった。

    経済的な魅力も、ない。国税の統計のとおり、4割が赤字または70万円以下、最高所得者の主たる所得は弁護士業以外、というのでは、全く魅力がない。というか、生業になりえないし、まともな金勘定のできない危険な経済的破綻者以外は弁護士になろうなどと思わない。

    法曹を志す人が激減したのは当然で、小学生でもわかる。しかし、法科大学院関係者にはわからない。法科大学院関係者は、残念ながら、小学生より頭が悪いらしい・・・。

    「既得権益打破のための規制緩和」
    特に参入規制と価格競争は、耳触りがよく、ポピュリストがよく使う言葉です。諸悪の根源のこの二点を元に戻す必要があります。

    具体的には、司法試験合格者400人台と、日弁連報酬基準の復活。

    (ただし、法テラス基準を参考にしたら、既存の弁護士も一気に廃業する。貧困者の償還免除のためにも、法律扶助協会に戻した方がいい。法テラスは、ユーザーである貧困者・制度を支える弁護士の両方にとって、害悪でしかない。)。

    参入と価格の二点を正常化するかどうかで、このままアメリカ並みに、金持ち天国・貧乏人地獄、に突き進むかが決まる。明らかに、このままでは、庶民にとっては、まずい。重要なのは庶民の利益だが、どこをどうしても法科大学院が国民の利益になることはない(ただでさえ強くて何かと優遇されている、金持ちにのみ、利益になる)。法科大学院関係者が、泣き言をこぼしても、恫喝しても、八つ当たりをしても、ここはしっかりと無視すべき。

    とにかく、国民に関心と長期的視野を持ってもらいたい。日本人ならば、できると思う。

    No title

    あほくさ
    >学生時代を社会人として振り返っての感想ですが
    人それぞれだろうし、過去は過去補正がかかるものだから、実際は当時も自分ができる精一杯をやっていただろう。
    ちなみに自分は社会に出てからのほうが遥かに楽だ。
    先が見えない中の学生時代のほうなんて思い出したくもないね。

    とまあ、話はずれたが、既存の弁護士に
    ・あなたが学生だと仮定します
    「あなたは今の法科大学院制度で、自分が弁護士になりたいと思いますか?」
    「あなたは今のこの状態で、自分が弁護士としてやっていける自信がありますか?」
    と聞けば答えなんて一つだと思うけどね。

    No title

    勉強であれ仕事であれ、
    精一杯の努力をしていれば
    楽ではありませんし、
    手を抜けば楽です。

    能力に比して
    精一杯の努力を要求される仕事ばかりではありませんから、
    学生時代より社会人の方が楽という人もいます。

    学生時代を社会人として振り返って楽だったと思えるのは、
    単にその人が楽な学生生活を選んだというだけのことだと思います。
    そういった人が、「学生は楽」とか「勉強は楽」とか言っても、
    全く説得力はありません。

    No title

    一つ下の人へ

    学生時代を社会人として振り返っての感想ですが
    わけのわからない絡み方はやめてください。

    No title

    >実際に働けばわかりますけれども、
    >試験勉強や学校で学習しているのは、
    >働くことに比べたらはるかに楽で恵まれていますよ。
    勉強がそんなに楽なのであれば、
    学生の時から真剣に勉強しておけば良い。

    「NHK前マツリゴト祭り連日デモ。継続は力なり」

    凄い!国会前、人であふれ決壊!戦争法案廃案!!安倍は辞めろ!!コールの大津波 8・30 10万人国会包囲行動  ★阿修羅♪
    http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/699.html#c65

    このようにNHKが支配するテレビメディアはすべて僅かな報道で視聴者へのデモの影響を一過性の最小限のものに限定する情報操作を加えてくる。

    今日だけはデモを報じた新聞も明日になればもう全く報道しないことになってる。

    これもイスラエルモサドNHKが手下に命令したとおりやってるのさ。

    情報を制する者は世界を制するの妄想に憑かれているのだ。

    戦後日本の政治を憲法を無視して治外法権で牛耳っているのは政治家永田町でも官僚霞ヶ関でもない。渋谷区神南NHKである。

    これは戦後から現在までこれまでに一度でもNHKの取材を受けたことがある人なら全員が思い当たる真実である。

    そしてイスラエルこそが国連を作り、エルサレムのキリストの墓の下の地下室に「ユダヤ教」「キリスト教」「イスラム教」の3つの神紋をひとつにまとめた神紋を入り口に掲げて「世界フリーメーソン本部」を作っているのだ。

    だからこそ、日本に憑くイスラエルキリスト教フリーメーソン悪魔政教一致カルトNHKを潰してやれば即日、文武両道の藝術世界一の自由な言霊の国日本を大和民族の手に取り戻すことができるのだ。

    簡単でしょ。

    さあみんなで、気が向けばいつデモどこデモ

    ♪人畜無害安全平和PR効果抜群全国NHK前100万人お祭りデモ♪

    すなわち「全国NHK前100万人アピール大祭」というマツリゴトを求める非武装非暴力人畜無害なお祭り騒ぎで音楽と隠し芸大会で原発廃止や安保廃止や米軍基地廃止、TPP撲滅、政官癒着談合汚職廃絶を、気が向いたときにいつでもどこでもテレビの報道電波に乗せよう。

    「NHK前でマツリゴトを語る歌舞音曲祭」は今後も、誰でも気が向いたときにいつでも何の訴えでも好きなように安全平和に実行することが出来る、まさに和の国の民自らの手によるマツリゴトそのものである。継続こそ力なり。

    そしてこれこそが本当の政教分離された真の民主主義法治国家なのである。

    ________

    「NHK前マツリゴト祭り連日デモ。継続は力なり」

    1.国会議員にとって役に立つコメントの見本w
    http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/642.html#c224

    みんなが働いているときにどヒマにかまけて遊んでいるすべての国会議員は毎日24時間3交代でNHKの前に行って「NHKは不正選挙をやめろ」と大声で叫び且つ歌い且つ踊ることw

    珍しがって各国テレビが取材に来るし,通行人がNHK前演説動画をネットにアップしてくれて,国際的に名前と顔を売れば、どんな選挙でも100%必勝だよw

    特に、NHK前でやるからNHKも報道しなくちゃならなくなる。

    見てみろや、いま選挙に勝って議員になってる政治家どもは安倍も橋下も含めて前原と公明党共産党以外は全員NHKに露出過多のやつばかりだろw

    だからNHKに顔と名前を沢山報道させれば刷り込み効果で選挙必勝無敗がお約束だよw

    年末総選挙だからもう時間が無いぞw

    特に衆議院議員はなにがなんでも自分の顔と名前をNHKアナに連呼させなければ落選間違い無しだwww


    そこで♪人畜無害安全平和PR効果抜群全国NHK前100万人お祭りデモ♪の応用ですよw


    こういう税金の無駄使いなことは禁止w
    >議事堂前で民主党岡田代表、共産党志位委員長、社民党吉田党首、そして生活の小沢氏が次々とスピーチ。

    国会議員は自分がテレビに映らなくちゃ居ないのと同じ。

    総選挙前だから国会議員は今すぐ(全国の)NHK前で群衆を集めて「不正選挙の主役NHKを内乱罪で告発する」大演説集会歌と踊りの祭りイベントを自ら先頭に立って24時間連続開催すれば,日本国内だけでなくNHK内韓国国営放送で韓国国内を通じて世界中に自分の姿を流すことが出来て、年末の総選挙で選挙前から8時ちょうどの当選確実200%であるよw

    ________

    2.日本の若い人たちにこの世でいちばん役立つコメント
    http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/642.html#c225

    そしていま国民が一斉に「安倍ヤメロ」と叫び始めたが,そもそも安倍の当選時からどうして当選したのかよく考えてごらん。

    2012年12月16日衆院選国民審査同日選挙で、NHKが事前に民主党政権は駄目だと宣伝して世論を捏造し,投票日には選管ムサシと共謀して全投票を不正に改ざんし,麻生の会社の架空の出口調査徒やらを捏造して、投票終了直後午後8時ちょうどに自公圧勝を開票する前から宣言確定させたろw

    そう、イスラエルモサドキリスト教フリーメーソン戦争犯罪偏執狂悪魔政教一致カルト直轄放送局「NHK」こそが、まさに憲法破壊テロ不正選挙を実行して今みんなが「ヤメロ!」と叫んでいる安倍自公憲法違反独裁戦争犯罪者政権を、「和を以て貴しとなす」平和憲法を奉じる大和民族の国日本に捏造したのである

    日本で育った若い人たちは世界で一番進化した大和魂日本人だから,この真実を聞けば今後何をすればこの地球から戦争と原発を撲滅できるか、すぐにわかるだろう。

    そう、イスラエルモサドNHKを撲滅すればよいのである。武器は全く必要ないのだ。

    金剛不動の先祖伝来大和魂が揮う慈悲仏心日本国憲法「国民主権」の破邪活人剣で斬れないものはこの世に存在しないのである。

    ______

    宇宙至高の若き大和魂へ告ぐ。

    この大和魂は愛媛県生まれのご先祖敷島隊飛行隊長関行男大尉と世界砂漠緑化粘土団子農法福岡正信翁直伝伝来である。

    No title

    一般の社会と弁護士を比べるのもどうかと思うが・・・。


    一般の社会人と弁護士を比べるのもどうかという表現に弁護士を特権階級であるかのように考える思想が透けて見えます。

    弁護士というのは、選択する職業の一つに過ぎず、生活費を得るための手段である職業として選択するかという意味しかありません。

    その意味において、費用対効果が合わないブラック資格であるという事実を事実として告げている人に、なぜ裏づけとなる事実も示さずに反論できるのでしょう?

    隣の芝は青い

    これに尽きるでしょう。

    この道に進まねば大企業に確実にはいれて
    楽々と順風満帆に出世できたって言える人がどれだけいるのか?

    実際に働けばわかりますけれども、
    試験勉強や学校で学習しているのは、
    働くことに比べたらはるかに楽で恵まれていますよ。

    ほとんどの人は年々進む待遇悪化と労働強化の中で、
    社内以外では通用しないスキルを身につけることしかできず(あるいはそれもままならず)、
    それでも働いているんです。

    No title

    一般の社会と弁護士を比べるのもどうかと思うが・・・。
    淀屋橋の弁護士ブログの喩も今あるいはこれからの若者(非正規が多い・非婚も多い)の現状と比べているかといばそうではない。喩のルートは普通の社会人でも一部の成功者だ。
    寧ろ、その社会人が「リストラされた」「婚約破棄になった」「離婚になった」「交通事故にあった」「訴えられた」ということも普通によくある話だろう。
    順風満帆な人生のほうが稀ではないか。
    その時、誰が手を差し伸べることができるのか。

    「この道に進まないほうがいい」という忠告は大変結構なことではあるが。
    普通に「借金漬けを覚悟してゆく道」(それを回避/無理と思ったら撤退できる環境にあるなら結構)でいいではないか。

    No title

    >ボス弁に媚び売って仕事はある程度回してもらってるようだが

    いやいや老弁に媚びを売れる能力があれば一般常識ありありだろ…。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150831-00000005-asahi-pol
    >都内の弁護士の男性(77)は、「山積みの仕事」を放り出して、
    >国会前に足を運んだ。
    らしいぞ。
    東京では、77歳の老弁ですら山積みの仕事を持ってるんだ。
    それを若手にまわしてもらうだけでもかなり助かると思うが。

    No title

    >この時代に法曹を目指す人間は他に行くところのないニート予備軍です
    30歳超えてから弁護士になった知り合いがまさにこれだった
    社会経験ないし、司法試験を突破する方法しか頭に入ってないから
    一般常識すら難のある無能弁護士になってたよ・・・
    ボス弁に媚び売って仕事はある程度回してもらってるようだが

    下記のコメントは、淀屋橋の弁護士ブログに書かれていることが真実であることを踏まえると、あげあしとりでしかないですよね。

    No title

    引用されている弁護士先生のブログだが、(内情をここまで詳しく書いているのなら弁護士であることは間違いないと思うが)本名も何も分からないうえに事務所HPもリンク先が中途半端であった(弁護士情報等のページに飛べない)。地元の弁護士には分かるのかも知れないが、『うさんくさい』としか評価できない。そうでなくとも「しこしこ」など表現もあからさまに馬鹿にしている(実際、コストなど考えれば法科大学院進学は愚かかもしれないし、旧試験合格者からすれば法科大学院卒と同じレベルに立つということすら許せないのであろうが)。
    マイナス情報はマイナス情報として公開すべきであることには同意するが、匿名ブログを引用することによりそれこそ反対派からは「ネットのマイナス評価が志望者を減少させるのだ」といういい口実にならないか。

    No title

    この時代に法曹を目指す人間は他に行くところのないニート予備軍です。

    No title

    人材確保の面としては
    「成仏理論を肯定し実践してもいいと思えるほど弁護士の仕事に生きがいを持っていること」
    「成仏理論を実践しても困らないくらいお金を持っていること」
    「成仏理論が成り立たないほどカリスマ性があること」
    が満たされている人材が来るであろう今後のほうが良いわけですな。少なくとも最初のは即身仏になりそうな気がするので、2と3の条件を満たす人が良い。

    >新旧どちらがよい状態であるのか。まず、そこに辿りつけるのか、そこから逆算できるのか

    恐らくそれを考えることすら無理。「衣食足りて~」をまず充足させねば。
    プロフィール

    Author:河野真樹
    司法ジャーナリスト。法律家向け専門紙「週刊法律新聞」の記者・編集長として約30年間活動。コラム「飛耳長目」執筆。2010年7月末で独立。司法の真の姿を伝えることを目指すとともに、司法に関する開かれた発言の場を提供する、投稿・言論サイト「司法ウオッチ」主宰。http://www.shihouwatch.com/
    妻・一女一男とともに神奈川県鎌倉市在住。

    旧ブログタイトル「元『法律新聞』編集長の弁護士観察日記」


    河野真樹
    またまたお陰さまで第3弾!「司法改革の失敗と弁護士~弁護士観察日記Part3」
    河野真樹
    お陰さまで第2弾!「破綻する法科大学院と弁護士~弁護士観察日記Part2」
    河野真樹
    「大増員時代の弁護士~弁護士観察日記Part1」

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