「質」の責任回避論調からみえる現実

     以前から弁護士の「質の低下」というテーマで、「改革」推進論者から、首を傾げたくなる論調が聞こえてきます。不祥事が、旧司法試験組のベテラン層に顕著であることをもってして、これは「改革」が生んだ「質の低下」ではない、というものです。また、その点で、「改革」との関連性では、「質の低下」を招いているという実証的データはない、という点を強調するものもみられます。

     ただ、この見方は、利用者市民の目線を決定的に欠いたものとしか思えません。確かに、旧司法試験組の不祥事は、旧制度で生み出された弁護士の倫理感、正義感を含めた「質」のレベルを意味するものともととれますし、新たな過程の産物ではない、ということになるかもしれません。ただ、このこと自体は、ある意味、利用者市民には関係ありません。「改革」の増員政策によって、結果的にこの社会の弁護士の不祥事が増え、その資格が安心できる存在でなくなれば、「質の悪化」以外のなにものでもないのです。

     以前も書きましたように、この事態に社会は、あるいは経済的に追い詰められることがなかったならば、道を誤らなかっただろう弁護士たちに対して、それに耐えられなかった程度の倫理感と正義感のレベルを被せてみるでしょう(「『預かり金流用』という弁護士の現実」)。それは当然です。しかし、これを「改革」の影響と切り離し、旧制度の問題であり、「悪化」ではないと受けとめられるでしょうか。既に、この間の大マスコミの報道は、これが「改革」の増員政策が生み出した状況であることに言及し、大衆はそれを目にしています。「改革」は、国民にとっての弁護士という資格の、明らかな不安定化を招いたというべきです。

     あえて、推進論の立場に立てば、ここに淘汰の過程論があてはめられるのかもしれません。つまり、「改革」は前記したようなレベルの弁護士を今、いぶり出している、やがて彼らはいなくなり、新制度によって、こうした経済状況でも不祥事に手を染めない良質な弁護士で、社会は満たされる、いわば「浄化」の過程だ、と。

     しかし、この主張が説得力を持つには、最低二つのハードルをクリアする必要があります。当然のことながら、一つは、果たして新制度が、増員政策の中でも耐えられる、「良質」な弁護士輩出を実現させるのか、そして、もう一つは「浄化」実現への過程がいつまで続き、その過程で生まれる実害を社会は甘受しなければならないのか、ということです。

     ちなみに、このテーマに関係して、当ブログのコメントにも以前ありましたが、利用者市民にとって、弁護士の「質」を見抜くことの困難性と、「質の低下」の評価を混同させて、否定的にとらえる人がいます。「質」を見抜くのが困難であるならば、なぜ、容易に「低下」評価が一般の人間にできるのかと、いわんばかりの論調です。しかし、これまた前記同様、全く依頼者市民の目線を斟酌していないものといわなければなりません。

     当ブログでも繰り返し書いてきた、依頼者市民にとっての「質」判断の困難性は、改めていうまでもなく、この世界と全く縁もゆかりもなかった市民が、「事前に」、適正な選択をすることの難かしさを意味します。弁護士の場合、その情報の非対照性克服は、とりわけ簡単ではないということです。一方、前記の「質の低下」評価は、明らかに「結果」に基づくもの、さらにいえば実害に基づくものです。有り体にいえば、「事前に」に見抜くことができず、弁護士を選択・利用した結果、蓋を開けたらば、実害によって「質」が判明したものばかりです。これは、全く矛盾しないどころか、同一線上で起こっていることです。

     こうみてくれば、冒頭の論調が、何に主眼を置いて繰り出されていることは明らかです。ただ、単に彼らは一体となってきた増員政策を度外視し、法科大学院という新制度の責任を否定して、それを守りたいだけです。そして、彼らにとって都合のいい論法は、すべてを旧制度の欠陥、そこから輩出された法曹のレベルに帰着させつつ、その一体となってきた増員政策の影響に目をつむり、実害の発生も、その不安定状態がいつまで続くのかにもこたえないまま、前記困難性の問題は無視して、すべて依頼者市民の自己責任で片付ける、というものにほかなりません。

     この彼らの主張のどこに、資格が一定の「質」を担保することが、利用者市民に一番有り難いことであり、社会にとっても実害がないこと、最優先させるべきであることであるという自覚を読みとれるのでしょうか。

     実は、ここ数年で、私の知る限り、政治家も、一部大マスコミを除くメディアにいる人間たちも、この「改革」に対する見方が大きく変わってきていることに、驚かされることが増えてきました。それは、あくまで現実、さらにいえば実害から逆算した目線になりつつあることを示しているように思えます。前兵庫県弁護士会会長の武本夕香子弁護士も、最近のブログエントリーで、同様の感想を述べられていますが、一方で、こうしたなかで、依然として法科大学院に対するスタンスで、大きく舵を切れない日弁連主導層への不信感を募らせている会員の声も徐々に高まりつつあるように見えます。

     制度維持が自己目的化した「責任論」よりも、本当にここまでする「価値」があるのか、「実害」を生まない形でなぜ進められていないのか、そして、私たちが一番求めているものは優先されているのか、に私たちはこだわり続ける必要があります。


    あなたは少年事件被疑者の実名報道は許されるべきだとお考えですか。少年法に対するご意見とあわせてお聞かせ下さい。司法ウオッチ「ニュースご意見板」http://shihouwatch.com/archives/6558

    司法改革に疑問を持っている人々ための無料メールマガジン「どうなの司法改革通信」配信中!無料読者登録よろしくお願いします。http://www.mag2.com/m/0001296634.html

    にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
    にほんブログ村

    にほんブログ村 その他生活ブログへ
    にほんブログ村



    人気ブログランキングへ

    スポンサーサイト

    テーマ : 資格試験
    ジャンル : 就職・お仕事





    コメントの投稿

    非公開コメント

    No title

    「揉めない程度に最低レベルのことだけして適当に流すだけ」ですね。
    わかります。

    No title

    刑事弁護関係に弁護士がお金を払っているのは他の皆さんの仰る通り。

    それから、弁護士会主催の各種法律相談も、今はほとんどの弁護士会で無料にしているはず。
    弁護士会の場所以外でもやっているとか、遠方の場合は出張で無料法律相談をやっていることもあるよね。
    無料法律相談だから、経費かかってないとでも思った?
    残念全部弁護士が負担してますよ。

    >同じ事件でどうしてそこまで差が出るのですか?おかしくないですか?誰がそんなことを決めたのですか?今までの値段がボッタクリだったのですか?

    ほんと釣りだよね。
    こっちに書いてあるでしょ?ちゃんと読みなよ
    http://kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-884.html

    No title

    若手は国選でも張り切ってサービスするからねえ。被疑者被告人の要望をなんでもきいてあげちゃうみたい。

    日弁連は、国選でやれることの範囲をハッキリと決めて、ここから先はやれない、私選で、という流れを強制的に作るべきだよ。
    若手が奴隷みたいに使われているのは見ていて忍びない。

    No title

    国選は刑事弁護の話なので、家の金魚・九官鳥・犬猫の餌やりとか鉢植の水やりとかは関係ないだろ?
    どうしてもやって欲しいなら、別の人に私選弁護人を頼んでやってもらえばよろし。

    国選が適当というのは牢屋の内側の人たちに流通し、共通認識になっていることじゃないのか?
    呼んでも会いに来てくれないと言っている話とか、彼らはそんなもんだろと思っている話とかよく聞くんだが。

    よくわからないんだが、
    市民は内側の人たちの共通認識を認識できないのか?
    内側の人達からハブられて何も教えてもらえていないということなのか?

    国選弁護や法テラスのイメージをそのようなものと印象付ける作業が重要かもしれません。弁護士の評判を落とさぬ程度に。
    法テラスや国選をやるための人として、准弁護士とか司法代言人といった別の名称をつけた資格を設けて欲しいですね。

    No title

    以前、来た人に、「費用も安いんだから国選を頼んだら?」といったら、その人は「国選なんて流れ作業みたいなもんでしょ」といっていた。
    まあ、当たらずとも遠からずだなと思ったよ。
    そのとき、「国選は、揉めない程度に最低レベルのことだけして適当に流すだけ」という市民の理解は得られていると思ったんだけど、違うのかしら?

    当番やめましょうとは流石に言いにくいですね。一人では。
    しかし、これって弁護士会の典型的「引き受け」なんですよ。

    将来国が負担するから。
    国が負担すれば業務拡大につながるから。
    弁護士の社会的使命だ。
    市民の理解を得るためだ。
    そんな甘言にだまされて、今起きてることは

    法テラスの報酬基準は安い。
    社会的使命だから土日も夜も接見だ。
    接見で家のものを取りに行けと言われたよ。
    ちょっと接見に行かないと被疑者に怒られるよ。まるでパシリだよ。
    通訳事件の通訳費用は自腹建て替えだよ。
    交通費は自腹だよ。
    そこまで奴隷のように尽くしても、市民の評価は「税金で犯人かばいやがって!金目当ての悪徳弁護士は懲戒してやる!」だからね。誰の尊敬も受けないよ。

    これを、会員の金でやってんだろ。市民の理解なんて無理ですよ。

    No title

    > 発言の人じゃないけど、当番弁護の費用を弁護士会が出すのは辞めたほうがよいですよね。市民の認識なんて所詮こんなもんですし。
    > 弁護士会がお金を出して弁護士がそのお金をもらうなんて蛸が自分の足を食べているようなものです。

    弁護士会や日弁連で、はっきり発言してほしいと思います。
    私は弁護士会でも日弁連でも繰り返し発言していますが、なかなか多数意見にはなりません。

    2005年5月27日の日弁連定期総会において、私が第2号議案の平成16年度(一般会計・特別会計)決算報告承認に関して発言した内容。
    http://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/organization/event/soukai/soukai_56gijigaiyou.html

    2011年2月9日の日弁連臨時総会報告
    http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/jfba_info/organization/data/110209.pdf
    の1号議案から3号議案に対して私が発言した内容(19頁)。

    No title

    当番弁護廃止賛成。ぜひそうするべきです。
    自由競争の観点から正しい。
    なんなら、「町の法律家」である行政書士にさせたらどうか。捜査機関も歓迎すると思うよ。

    あと、被疑者のために使う金があるなら会員のために使う方が良い。こんなに金と人員使ってこの程度の評価なのだから、弁護士業のブランディングとしては非効率すぎる。
    または、被害者のためならまだ市民の理解が得られると期待できる。

    No title

    弁護士って実は社会のためにすんごいお金を出していたし、今も頑張って出してるんだよ

    発言の人じゃないけど、当番弁護の費用を弁護士会が出すのは辞めたほうがよいですよね。市民の認識なんて所詮こんなもんですし。

    弁護士会がお金を出して弁護士がそのお金をもらうなんて蛸が自分の足を食べているようなものです。

    いつまでもお金なんか出すから、公的負担にはならないのです。当番弁護なんてやめましょう。
    しかも会費使うのに、法テラスと契約しなければダメというのも違法の疑いがある。

    No title

    下の人

    「弁護士って実は社会のためにすんごいお金を出していたし、今も頑張って出してるんだよ?」っていうけれど、そんなの聞いたことないです。本当ですか?
    あと、法テラスを使ったら超安いのに、同じ事件でどうしてそこまで差が出るのですか?おかしくないですか?誰がそんなことを決めたのですか?今までの値段がボッタクリだったのですか?
    考えてみたら、医院や病院って設備がとっても綺麗でゴージャスだし、建物も個性的だけど、弁護士事務所で自社ビルって聞いたことなくてみんなボロボロの賃貸雑居ビルだし、内装設備もほとんどはゴージャスとは言いがたいですよね。最近では事務員さんのいない事務所も多いって聞くし、内装だって、弁護士の事務スペースが丸見えのところで相談をする事務所も結構あるってきいています。
    医者とのこの格差、見れば見るほどすごいなーと思います。
    普通に大企業に行けば、六本木ヒルズとか虎ノ門ヒルズのようなゴージャスなビルで働けるのに、頑張って司法試験に受かったらボロボロの賃貸雑居ビル(ヘタしたら下の階の焼き鳥の匂いが漂ってくるw)でしか働けないってのも、なんだか悲惨ですね。

    No title

    >法テラスってなんのためにあるんですか?

    (釣りだと思うんですけどー)低所得ゆえに法律家に相談できなかったりとかー、そもそも知識がなくてどの法律家に相談すべきかとかさーっぱりわからないとかーそうゆう人を助けるためにできたものですー。ほんとはねーそうだったんだよー。

    >弁護士の費用を下げるため?
    >安くしたらヤル気なくすのでは?
    でもー、その「低所得」のレベルが超緩くてー、けっこう今の時代ならよっぽど高所得者じゃないと要件から外れないんですー。だからー最初っから安くしてたわけじゃないんだよー。それにー生活××の人ならー返還免除の要件にあたる可能性が高くて(全員なるとはいってない)、んじゃ使わないと損だよねってことになるよねー。
    だけどー、事件の内容が同じで、法テラスを使うと超安いのに、法テラスを使わないってだけで2倍以上高額になるって超おかしくね?ぼったくってんじゃね?今まで善良に弁護士に金払った人ってだまされてたんじゃね?って話になりかねないよね?(実際煽る人がいる)って話だよー。
    でも、そうやって煽る「偉い人」とか「マスコミ」がいるから、今弁護士はいわれのない汚名を着せられているんだよー(泣)。

    でもさでもさ、みんなわかってくれてないんだけど、弁護士って実は社会のためにすんごいお金を出していたし、今も頑張って出してるんだよ?なのにそんな汚名着せられたら、僕たち・・・(泣)生活できなくなっちゃうヨ。

    >そんなとこでケチって安く済ましてヤル気なくさせた医者
    お医者さんはねー診療報酬がちゃんと決まっているから、弁護士と違って診療しても0円ってことはないんだよー。
    よく僕たちお医者さんと比較されることや例えられることもあるけどさー、これって実はすっごい違うことを無理矢理同じレヴェルにしてるんじゃないかって思うんだー(プンスカ)。

    わかってくれたかにゃ?

    知らないんで教えてもらいたいんですが、法テラスってなんのためにあるんですか?
    弁護士の費用を下げるため?
    安くしたらヤル気なくすのでは?病院で同じことしますか?そんなとこでケチって安く済ましてヤル気なくさせた医者にかかりたいとは思わないですが・・・

    >>自分が損をしても、依頼者の為に行動する商人が、最終的に顧客の信頼を得るということは、マーケティングの常識です

    大手広告代理店に勤務しているんですが、そんな常識初めて聞きました。
    そんなことしてたら効果上がるのにどれだけの時間かかるのでしょうね。
    顧客のために動くのは客商売として当然ですが、採算割れでも仕事しなきゃならないなんて法は聞いたことがありません。
    弁護士業のようなスポット商売の場合は、損して得とれ的なやり方はなじまないのではないかと。そもそも何をもって顧客のためというのかもよくわかりません。違法な依頼でも聞けという業界でしょうから、顧客のためにというのがそんなに正しい価値基準なののかもよくわかりません。

    No title

    >これは弁護士業だけのことじゃないでしょう。
    >そういうリスクがありながらも、
    >資本主義が良いということになっているのです。
    >なぜ弁護士だけが特別扱いされないといけないのですか?
    資本主義を前提にしても、
    合格者数はどの程度が適正か、
    という問題はあります。
    (少なくとも今は多すぎます。)
    それとも、そもそも試験自体廃止して
    誰でも弁護士できるようにするのがいいということでしょうか?
    そもそも、資本主義っていいんですか?
    共産主義で計画経済よりはましかもしれませんが
    資本主義を進めすぎると弊害も出るから規制があるのでは?
    資本主義がそんなにすばらしいなら
    労働基準法の規制もなくした方がいいということになりますか?

    弁護士だけが特別扱いされる必要はないなら、
    法テラスは廃止するんですよね?
    他の業界に法テラスに相当する機関はないですよね?
    他の業界と同じように利益追求して、
    利益が出ないようなら弱者救済、公益活動、国選、過疎地対策等やらなくても、
    国民はそれでいいんですね?
    批判しないんですね?

    >>たとえば、やらなくていい手続なのに、
    >>上手に「これは必要だよ」といって
    >>お金を取る弁護士(当然、時間もかかる)と
    >>「それは法的にムダな手続だから
    >>こういう方法のほうがリーズナブルにいけますよ」
    >>と正直に言ってさっと終わらせる弁護士。
    >>後者は、「競争によって淘汰」されるんですね。

    >こういう無知無学無教養のご意見を読むと
    >本当に悲しくなります。
    >どこまで、一般消費者をバカにしているんでしょう。

    >消費者は、本当に自分のことを考えている人が誰なのか、判断できますよ。
    横領するような弁護士さえ判断できず、
    被害に遭う方もいらっしゃるようですよ。
    人の内面なんてそう簡単に分かりません。
    スキルの良し悪しの判断は
    自分にスキルがなければできません。
    よって、消費者が弁護士の良し悪しを判断するのは困難だと思いますよ。
    せいぜい表面上の人当たりが酷い人を排除できるぐらいでしょう。
    あとはなんか事務所の建物がきれいな方に行きたい、
    とかで競争がされるんでしょうね。

    No title

    市場がどちらの弁護士を正しいと判断するのか、きちんと選別してくれるでしょう。
    自分が損しても依頼者の利益のために行動する弁護士が生き残ることで、自身のご高説の正しさを証明してみてください。

    私はもちろん成仏したいとは思いませんので、自分が損しても依頼者の利益のために、などという行動には出ませんけど。

    No title

    >弁護士の存在価値を認めるクライアントに対してのみ、時間を掛けるのが商売の常道です。
    >マーケティングの基礎です。
    本当にマーケティングセンスのある弁護士だったら昨日の今日の最高裁判決を見て商売の潮目が変わるかもしれないと策を廻らすものだとばかり思っていたが、やっぱり何かが足らない人間なのは推して知るべし何だろうな。

    人によって
    ・資格が足らない
    ・スキルが足らない
    ・第三者からの愛情が足らない
    ・脳内物質の何かが足らない
    ・手持ちの資金が足らない
    ・人格が足らない
    ・顧客からの信頼が足らない
    ・現実を受け入れる勇気が足らない
    ・我慢が足らない
    ・その他の何かが足らない
    ってことなんだろうけど。
    (一般論であり特定の個人を揶揄するものとは異なります)

    No title

    >消費者は、本当に自分のことを考えている人が誰なのか、判断できますよ

    世に悪徳商法にだまされる人が絶えず存在するのは、自分だけはだまされないとだまされるまで信じている人が多すぎるからです。


    >自分が損をしても、依頼者の為に行動する商人が、最終的に顧客の信頼を得るということは、マーケティングの常識です

    これは詐欺師の弁ですね。
    明らかに間違ってます。
    信頼ではなく、嘲笑されるだけです。
    お前が馬鹿だからおれは儲かった、ただそれだけでしょう。

    特権意識などないですよ。
    ノブレスオブリュージュなどという言葉は一切無視します。
    採算の合わない事件は一切依頼を受けません。
    その結果、従前より時間に余裕があったところで、その時間を利用して採算の合わない事件をすればいいなどという言葉には一切耳を貸しません。
    弁護士の存在価値を認めるクライアントに対してのみ、時間を掛けるのが商売の常道です。
    マーケティングの基礎です。


    No title

    弁護士という人たちの、あまりの低劣さ、志の低さに、ただただ呆れるばかりです。

    >競争により商売の下手な弁護士は早く淘汰され、国民をだましながら金儲けできる弁護士が生き残る世の中

    これは弁護士業だけのことじゃないでしょう。そういうリスクがありながらも、資本主義が良いということになっているのです。なぜ弁護士だけが特別扱いされないといけないのですか?

    >たとえば、やらなくていい手続なのに、上手に「これは必要だよ」といってお金を取る弁護士(当然、時間もかかる)と
    >「それは法的にムダな手続だからこういう方法のほうがリーズナブルにいけますよ」と正直に言ってさっと終わらせる弁護士。
    >後者は、「競争によって淘汰」されるんですね。

    こういう無知無学無教養のご意見を読むと本当に悲しくなります。どこまで、一般消費者をバカにしているんでしょう。

    消費者は、本当に自分のことを考えている人が誰なのか、判断できますよ。

    自分が損をしても、依頼者の為に行動する商人が、最終的に顧客の信頼を得るということは、マーケティングの常識です。その程度のことも分からず、ただただ特権意識と被害者意識だけを持っている弁護士が今だに生息していること。(というより、弁護士が多数派ですよね。)

    それが国民にとって一番の問題点なのです。

    No title

    「質の低下」の定義がそれぞれにおいて
    「刑法にひっかかる犯罪レベル」のことなのか
    「ビジネス至上主義に走るレベル」ということか
    「詐欺まで言えないかもしれないが限りなく黒に近いグレーのレベル」ということか、どれを淘汰(?)したいのかさっぱりわからなくなってきた。
    それとも、法科大学院の「教育の質が悪い」云々の法律知識レベルの低下の話なの?

    2chの某スレでは
    352 :無責任な名無しさん:2015/04/10(金) 00:52:54.53 ID:wggiBQCs
    交通事故の示談相手の弁護士が実況見分調書を改竄コピーして送ってきたんだけど。
    さすがに↑これはないだろと思うけれども匿名だから真偽のほどが確認できない。
    >弁護士間の競争が活発になりましたね。
    確かに2chではなぜか今急に経営についての話題で盛り上がって(下がって)いるが、本当のことを言っているかどうかはわからない。

    曖昧なものを曖昧な基準でその増減を語るのはローマンセー派だろうが反対派だろうが控えたほうがいいと思う。

    No title

    >競争により商売の下手な弁護士は早く淘汰され、国民をだましながら金儲けできる弁護士が生き残る世の中

    たとえば、やらなくていい手続なのに、上手に「これは必要だよ」といってお金を取る弁護士(当然、時間もかかる)と
    「それは法的にムダな手続だからこういう方法のほうがリーズナブルにいけますよ」と正直に言ってさっと終わらせる弁護士。

    後者は、「競争によって淘汰」されるんですね。
    それを「競争による淘汰」という一言で片付ける学者やその影響を受けるマスコミは望んでいるということなんでしょうね。

    No title

    殺伐としている業界の様子が垣間見ることの出来るほほえましいコメント欄です。
    競争により商売の下手な弁護士は早く淘汰され、国民をだましながら金儲けできる弁護士が生き残る世の中になることを願ってます。
    日本総崩れ
    まあ、弁護士の業界だけじゃないということです。

    No title

    弁護士間の競争が活発になりましたね。

    No title

    >2015-04-09(09:19)
    >>今年に入ってこのブログにきてるけど
    >ダウト!

    自分が2014年以前に書き込んだ、と思うのに十分な理由を挙げてからだろうね。
    このブログはそういう類推を積み上げて相手に突きつけることを得意とする人たちの集まりのはずだからな。

    現役弁護士だったら事件の洞察力に問題
    試験連敗中ならこの時期に油を売っていることの問題
    脱落した人間なら適性すらない絶望的な問題
    いずれにも当てはまらないならネットサーフィンとの付き合い方を考えないといけない別の問題
    が発生するかな。

    No title

    >今年に入ってこのブログにきてるけど

    ダウト!



    No title

    今年に入ってこのブログにきてるけど、
    結局コメント欄が伸びるときは
    「仕事が行き詰ってる弁護士」を騙る人間甲が世間に八つ当たりしてる構図を他がなだめたり煽ったり、の繰り返しだな。

    その甲が本当に弁護士資格を持っているのか、
    そうでないとしたら、
    ・試験連敗中・脱落したの人間
    ・どこかの事務員
    ・↑二つの場合の資格は税理士や司法書士なのか
    ・弁護士と関係が築けなかった依頼者なのか
    どれなんだろうね。

    甲が弁護士だったら破れ窓理論の端緒になる可能性があるので厄介な問題だけど、試験脱落組が弁護士の立場を貶めるために脳内法曹になって自尊心を満たしているは、大したことがないから放っておけばいいけど・・・困ることといえばネットスラングの使い方から他の匿名掲示板にも出入りしてるんだろうけど、そういう妄想を持ち込んでくることかな。

    一つ下の方へ

    あなたよりはマシでしょ。
    クズな準備書面も掛けない弁護士であることは明白です。
    もう少し実質的なコメントをお願いします。

    一つ下の方へ

    馬鹿ですか? クズの様な準備書面しか書けない弁護士であることがうかがえます。

    もう少し実質的なコメントをお願いします。

    No title

    だからこのブログに来ている平均以下のダメな弁護士にあなたも入るんでしょ?
    自己矛盾のブーメランはかなり飛距離が短いようで。

    一つ下の方へ

    このブログに来ているのは、平均以下のダメな弁護士だけです。国家権力に泣き付いて、特権を保持することしか頭にない人たちです。

    しかし、そんな弁護士だけではないことを知ってください。国家権力に頼らす、お客様のことを見ている弁護士も沢山いるのです。

    No title

    >全く依頼者市民の目線を斟酌していないものといわなければなりません。
    何を言っているのか。
    今がまさに
    >いぶり出している
    >やがて彼らはいなくなり、新制度によって、こうした経済状況でも不祥事に手を染めない良質な弁護士で、社会は満たされる
    >いわば「浄化」の過程だ
    その通りである。
    今膿を出さなければ、質の悪い弁護士は着服を預かり金で賄い、自分で定年するまでのさばることになろう。それに「気付かないことが市民のため」というのであれば、そう思うのならそうなのだろう。もう何も言うまい。
    競争社会を受け入れ、身近な市民から意見を募ることも考えた結果が「質が悪くなった」と見当違いの文句を言うなら、弁護士はそれだけのものだったということだ。しょせん「懲戒請求もほとんどが濫訴」で片づければよろしいのではないか。

    司法試験受ける動機って、いい暮らしができるからとか、儲かるからってとこでしょ。でなきゃ頑張ってまでやんないよ。当たり前だろ。
    この当たり前のことが無視されて、弁護士は儲かってはならない、法テラスでやれ、成仏しろや、などとやり出し、弁護士会もそれに追随して、給費制という小さなエサに釣られて、アレコレと無償奉仕をおしつけられてるんだろ。バカすぎる。
    つまり弁護士の社会的地位は地に落ちているわけだが、コレを再興させるには、無償奉仕をひたすらやればいいわけではない。そんなことしたら押し付けられるだけ。

    No title

    まったくおっしゃるとおり。

    アメリカによる年次改革要望書などの意向を反映したのかどうか、たとえばNHKが98年から「アリーマイラブ(原題:アリーマクビール)」などを放送していました。しょぼい家事事件ばっかりの事務所なのに、高品質な家具と美しい秘書と各弁護士に個室、そしてパーティー三昧といいう、ミラクルなドラマでした。同時期にアメリカで大人気のテレビドラマは多々あったのに(S&TCなど)、日本人にとっては無名なキャスティングで視聴率も取れないドラマをNHKが放映したのは、時期が時期だけに、うさんくさい。2000年代に入ってからは日本製の笑止千万な法廷ドラマも増えました。全く・・・。

    No title

    少なくとも「着服」なら、後から返金しようが何だろうが「退会命令」「除名」っていう処分になるぞってことになればある程度防げたんじゃないかと思うんだよね・・・。
    懲戒制度のあり方によっては、見える部分の「質の低下」につけ込まれることはなかったんじゃないかと思います。
    見える部分っていうのがポイントで・・・事件の進め方とか見えにくい部分については何ともいえないのだけれど。

    No title

    兵庫県弁護士会前会長の奮闘はよく存じておりますが、今期会長はどういう方向性をもつ方なのかちょっと見えてきませんね(私の検索が下手なのもありますが)。
    政治家も、支持されるためならどんな美味しいことでも言いますから油断できません。
    不謹慎ながら今期の期待は京都弁護士会の動きだと思っております。

    修習生やこれから法曹を目指す方、「単位会会長がどういう方針なのか」はけっこう重要ですぞ!

    No title

    >法律以外の分野では貧困や競争における弊害を認めておいて弁護士には認めないっていうのはなしでっせ!

    モラルの落ち込み方が他より緩やかであるだろう(と、思いたい)というのが世間の大勢じゃないかと
    その緩やかさを維持するためにどれだけ公金を入れて(または悪者になる業界を見つけて)弁護士に仕事を回せるかどうか、の話で。
    でもこういう公金って日本の場合は上前を撥ねられる所までがセットでして。

    だからこの前、損保側が交通事故と被害方弁護士報酬の内容について読売新聞にリーク→LAC関連の関係見直しへって流れを作ったわけだし。(加害者方顧問弁護士の話はおくびにも出なかったことがポイント)
    今調べたら、東京海上日動はLAC協定に名前有りませんね。

    No title

    しかし真面目な話で
    1.弁護士の競争激化によるモラルの失墜
    (貧困や競争でモラル失墜は甘いと思ってるそこの人!法律以外の分野では貧困や競争における弊害を認めておいて弁護士には認めないっていうのはなしでっせ!)
    2.弁護士の日弁連からの離反
    3.再起不能(と書いてリタイヤと読む)
    さてどれが一番先にゴールに飛び込むのか?

    No title

    「情報の非対称性」といった市場の問題は法学以外の分野からそれなりに指摘されていたにもかかわらず、「法律だけは特別」といって彼らは話し合いを拒んできた部分もあるでしょうね。

    司法制度改革の時には法曹一元化も視野に法科大学院制度の制度設計も言われていたはずですが、これが語られずに司法サービスと弁護士の関係だけに焦点が絞られて弁護士会だけの内輪揉めに矮小化されていることに危機感を感じますね。
    多数の政治家や大手メディア各社は「行政・公務員を追認する司法」にメリットを感じる人たちの集まりですから。(この制度が変わるだけで取材手法や人間関係が変わり取材コストなどの負担が増える)

    記事出の武本さんが議会に対して採決の様子を称賛していましたが、これは政党ごとの同床異夢といった方が適切ではないでしょうか。
    そもそも兵庫県議会自体が昨年の不祥事連発について、その後の自浄作用が働いたかどうかが東京キー局にまで上がらず、もっと監視すべき在阪ローカル番組ですら深く掘り下げられず、議員に対して吉本的なバラエティ・お笑い手法を持ち込んで「消費」しちゃったようですし。

    No title

    >最低二つのハードルをクリアする必要があります。当然のことながら、一つは、果たして新制度が、増員政策の中でも耐えられる、「良質」な弁護士輩出を実現させるのか
    「良質」というのがユーザーの立場からするとおそらく定義が難しいでしょうが
    『ユーザーの最大利益・希望を(低価格で)叶えてくれる』
    ということがこれからの社会においては大事になるでしょう。ビジネスにおいても過程より結果になりつつありますから、例えば「親身になってくれた(負けたけど)」は無意味…とは言いませんが良質という範疇には入らなくなると考えられます。後は言い方は悪いですが『多少のゴリ押しでも通す』ですかね。
    少なくともこの2点がクリアできれば「良質」な弁護士と評価されると思料します。


    >そして、もう一つは「浄化」実現への過程がいつまで続き、その過程で生まれる実害を社会は甘受しなければならないのか
    これは弁護士会執行部がもっと「ハッピーアーリーリタイア」「進路変更」を推進すれば…。
    プロフィール

    河野真樹

    Author:河野真樹
    司法ジャーナリスト。法律家向け専門紙「週刊法律新聞」の記者・編集長として約30年間活動。コラム「飛耳長目」執筆。2010年7月末で独立。司法の真の姿を伝えることを目指すとともに、司法に関する開かれた発言の場を提供する、投稿・言論サイト「司法ウオッチ」主宰。http://www.shihouwatch.com/
    妻・一女一男とともに神奈川県鎌倉市在住。

    旧ブログタイトル「元『法律新聞』編集長の弁護士観察日記」


    河野真樹
    またまたお陰さまで第3弾!「司法改革の失敗と弁護士~弁護士観察日記Part3」
    河野真樹
    お陰さまで第2弾!「破綻する法科大学院と弁護士~弁護士観察日記Part2」
    河野真樹
    「大増員時代の弁護士~弁護士観察日記Part1」

    お買い求めは全国書店もしくは共栄書房へ。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR